もうすぐ春の行楽の季節がやってきますね。
皆さんの周りでも旅行の計画を立てている方も多いのではないでしょうか。
特に今年のGWは10連休。
一人で家で過ごすには持て余してしまう長さですよね。
「けど、連休はどこに行くにも混んでるし高いしなぁ。」
そんな思いからなかなか計画すら出来ないでいる方も多いのではないでしょうか。
実はまだまだ間に合います。
人気の旅行先でも飛行機で楽々旅行することが可能です。
まだ間に合う、お得に国内・海外旅行に行く方法やオススメの旅行先をご紹介していきます。
旅行以外にも近場でお花見はどうでしょうか?
四季それぞれの表情が非常に美しい日本。 その中でも春は過ごしやすく、スタートアップのイメージもあり四季の中でも好きな方は多いのではないでしょうか? そんな日本の春の代名詞と言えば『桜』海外からの訪日旅行ブームの中、春の季節は様々[…]
国内旅行
国内旅行先で人気の行先と言えば
・東京
・札幌
・沖縄
・博多
・京都/大阪
などがありますよね。
まずは、こちらの人気旅行先をお得に行く方法をご紹介しましょう。
先ず一目散にチェックしたいのは『LCC』です。
もちろん大手航空会社と同じように連休になると、平日や土日などと比べると料金が上がります。
ですがLCCは連休の始めと終わりの日にピークの価格を持ってくる傾向にあります。
ですので、今年のような10連休であれば、中日だけでもしっかり日数が取れるので手が届く値段ですし、残席もまだまだ余裕があります。
今回は、5月1日~3日の2泊3日を想定し、最安値を探っていこうと思います。
◆東京◆
実は東京は大型連休は狙い目なんです。
東京の人口の4割以上は地方出身者です。
なので、こういった大型連休や盆正月といったタイミングで多くの方は帰省を考え、東京は旅行でやってくる方と合わせてもプラスマイナスゼロといったイメージです。
電車などは学生などで込み合うものの、街そのものの人口密度は普段の土日祝日とあまり変わりません。
東京は日本の首都であり、ありとあらゆる拠点ですので交通手段は無数にあります。
大概の都市から何かしらの方法でのワンストップで向かうことが出来ますよね。
大阪・名古屋・仙台・金沢などの中近距離で陸続きの大都市からは様々な手段があります。
※札幌・福岡・四国など飛行機以外の交通手段では時間が大幅にかかる都市は、飛行機旅券が大幅に高騰し残席も少ないです。
大阪⇔東京などは、羽田・成田⇔伊丹・関空・神戸など、空路だけでも数えきれないほどのルートがあります。
こちらLCCの王道中の王道ですよね。
大阪東京間は日に5往復とLCCの中でもかなり多くの便数が運行されていて、残席にも他社と比べてまだ余裕がありそうです。
意外だったのは、<JAL> 伊丹⇔羽田 往復 17,463円~
まさかの伊丹⇔羽田線がこの価格での提供でした。
ですが、この価格で提供されているのは、
往路:伊丹空港 7:30発
復路:羽田空港 6:30発
と、かなり早い時間の出発で人気が薄いためかと思います。
その他お昼や夕方など便利な時間の便は既に満席でした。
特に羽田空港6:30発となると、品川周辺に宿泊するかタクシーといった手段でないと、始発では空港にたどり着けない場合もあるので注意が必要です。
それでも、都心・大阪市街共に非常にアクセスの良い羽田・伊丹空港を利用出来るのは大きいですよね。
◆札幌◆
冬を終えて春の北海道は非常に気持ちが良いです。
桜の見頃も本州四国九州などとは遅めで、例年満開は5月の初旬から中旬のため、お花見だけでも非常に楽しいかと思います。
また、恩恵を受ける人は限られますが、北海道はスギ花粉の飛散率が本州四国九州でと比べて100分の1程度。
東京が平均で4028㎠なのに対し、札幌は47㎠。
圧倒的差ですね。
そんな遅い春を楽しめる北海道。
今回は5/1~5/3の東京⇔札幌の最安値を見てみます。
<Jetstar>成田⇔新千歳 往復 32,980円~(諸手数料除く)
こちらも最安を飾ったのはJetstarでした。
東京を10時ごろに出発する便などもまだ残席に余裕があり、まだまだ満喫できる席が残っていました。
そしてJetstarの次、二番手に入ったのは。。。
<ANA>羽田⇔新千歳 往復 36,020円~(諸手数料含む)
こちらも二番手は、大手エアライン。
もちろん、大阪伊丹便と同様、
往路:羽田 21:30発
復路:新千歳 9:30発
と滞在時間が極めて短くなるため、人気薄かと思われます。
またANAの羽田⇔新千歳はAIR DOが運行している場合もあり、サービスに差があるかもしれません。
※加算マイル等は同じです
ですが、こちらも少しの差額で都心に近い羽田を使えるのはありがたいですよね。
◆沖縄◆
年中人気が途絶えることのない、日本を代表するリゾート地。
梅雨入り前、台風の心配をあまりしなくてもよい、泳げる、というベストタイミングのゴールデンウィークは非常にオススメです。
そしてこちらも花粉の脅威から逃れられる最高の土地です。
では、そんなゴールデンウィークの東京⇔那覇の最安値は?
<スカイマーク> 羽田⇔那覇 往復 55,820円~(諸手数料含む)
やっと登場しました、格安航空のルーツともいえるスカイマーク。
スカイマークの羽田発の最大の特徴は価格面もさることながら、出発時間。
羽田を午前2時40分に出発し、那覇に5時15分に到着するという国際線のような時間で出発する便が存在します。
そのため、体力的に問題が無ければ早朝に那覇に着き、そのまま丸一日海やレジャー、観光を楽しむことが出来るのです。
体力に自信がある方は是非ともチャレンジしてみてください!
◆博多◆
九州の中枢である博多。
食文化が非常に独特で、博多屋台街でしかお目にかかれない料理がたくさんあります。
特に空港から市街地へのアクセスの良さは日本一と言っても過言ではないくらいの気軽さで、市街地を行き来することが出来ます。
また、九州の他の県へのアクセスも良く、別府温泉で有名な、大分などへついでに寄る方も少なくないです。
そんな博多へ、東京からの最安値を付けたのはなんと!
<ANA> 往路羽田・復路成田⇔博多 往復 23,318円~
こちらも上記同様、
往路:羽田 19:00発
復路:福岡 7:20発
と滞在時間は少なくなるのですが、この時間設定の便であれば往路の日取りを前倒ししたり、復路の日取りを後ろ倒しにしてもほとんど差額はありませんでした。
復路が成田到着としても驚きの値段設定。
なにより今回の中でも筆者が最も驚く価格設定でした。
こちらも残席が少ないことが予想されるので、気になる方はお早めに。
海外旅行
パッと思い立ってもなかなかハードルが高くなりがちなのが海外旅行。
ですが、国内旅行でご紹介したLCCの市場は国際線の方が選択肢が多いです。
ですので、近距離アジア圏内であればまだまだ手が届く値段で提供されています。
そんな日本から人気のアジア旅行先は
・台湾
・韓国
・香港
・タイ
・ベトナム
などが上がります。
外資のLCCでも日本路線のある航空会社は日本人の連休をよく知っていて、それなりの値段設定で提示してくるので、決まったら早めに予約してしまうのが良いです。
台北
ここ数年のブームになっている国。
近い国なのに、とっても異国情緒を感じる南国都市です。
特に食に関しては、日本では味わうことの出来ないご飯が格安で楽しむことが出来ます。
親日であることでも知られ、広告などには日本人がよく起用されているのを目にします。
また日本企業が多く進出し、駅案内などには日本語を見かけることも少なくないです。
また沖縄より南にあたるため、5月には既に梅雨明けの日本のような暑さです。
そんな台湾の最安は。。。
<タイガーエア台湾> 成田⇔台北(登園) 往復 74,827円~(諸手数料含む)
シンガポールが拠点の航空会社の子会社である、タイガーエア台湾。
やはり人気の旅行先であるため、通常の1.5倍程度かかってしまいますね。
ですが、ゴールデンウィークでこの距離感の場所であれば、妥当ともいえるかもしませんね。
ソウル
こちらは日本人にも古くから人気があり、リピートする人もかなり多いです。
こちらは台湾とは打って変わって、新潟と同じ緯度にあるため湿度が低く過ごしやすいです。
また美容大国でもあり、女性は化粧品の買い物やエステなどで一日使えてしまうほど。
食事もインスタ映えするものや、日本人好みの料理なども沢山あります。
そんなソウルへの最安値を付けたのは。。。
<イースター航空> 成田⇔ソウル(仁川) 往復 44,730円~(諸手数料含む)
ソウルに本拠地を置く韓国の航空会社、韓国LCCの代表格と言っても過言ではないです。
こちらもゴールデンウィーク価格で、往復で閑散期と比較して1万円程度しか値上がりしません。
この差額でゴールデンウィークに韓国に行けるのか!と感動しました。
こちらも残席が少なめなので気になる方はお早めに。
香港
こちらも古くから日本人に人気が高い都市。
独特の食文化を持ち、おいしいものがたくさんあります。
また、ボートで1時間程でマカオに行けるため、セットで観光する人も多いです。
マカオはカジノ天国でアジアのラスベガスとも言われ、元ポルトガル領だったこともあり、街並みも非常に独特です。
そんな香港の最安値は。。。
<香港エクスプレス> 成田⇔香港 往復 76,040円~(諸手数料含む)
やはり距離が出て、人気の旅行先のため少し値段が上がりますね。
ですが、閑散期であっても香港線は非常に人気が高く、価格も大きくは下がりません。
なのでゴールデンウィークでも『大きく損をする』といった印象はないです。
気になる方はお早めに。
タイ
東南アジアリゾートでは最も旅行者が多いのではないでしょうか。
近年のエスニックブームで若い女性の方がリピートする話もよく耳にします。
首都であるバンコク、リゾートであるプーケットや最近人気急上昇のサムイ島など、幾つかの都市を回る方も少なくないです。
もちろんタイ国内線はゴールデンウィークは関係ないので一般的な価格で乗ることが出来ます。
そんなバンコクの最安値は。。。
<タイ・エアアジアX> 成田⇔バンコク(ドンムアン) 往復 87,803円~(諸手数料含む)
LCCの草分け的存在のエアアジアの子会社であり、中長距離線を主に運行しているタイ・エアアジアXが最安値を付けました。
さすがの安値ですね!
エアアジア系列はLCCの中でも運行歴が長く、サービスも習熟しているため評判が非常に良いです。
バンコク線に関してはフライトが6時間弱の為、機内食等も必要ないし、ひたすら寝て体力温存したい方にはオススメですね。
ベトナム
こちらも近年のエスニックブームと、他国にはない街並みがインスタ映えすると話題になり、こちらも若い層に大人気です。
今回はベトナムの中でも首都ハノイを見ていきましょう。
東京⇔ハノイの最安値を付けたのは。。。
<ベトジェットエア> 成田⇔ハノイ(ノイバイ) 往復 111,785円~(諸手数料含む)
さすがの人気国らしい価格設定ですね。
東京⇔ベトナムは直行便が限られており、価格が下がりにくいこともあります。
実際、日本とベトナムを往復するLCCはベトジェットのみです。
ベトナムの大手エアラインである、ベトナム航空のチケット価格があまり高騰しないのは、このLCCが運航していることが理由でもあると思います。
最安航空券を見つける方法
航空会社がたくさんあり、サービスの基準も様々。
同じチケットでも入手ルートによって値段も様々。
航空券はどうやって探すのが最も簡単で安くなるのでしょうか。
最も手早いのはSky Scannerというサイトです。
航空会社の公式価格から、様々な代理店経由での購入まで、一括して見積もることが出来ます。
アライアンスやシートクラスなどを細かく設定することができ、安い順・出発時間・旅行に最適な出発時間の組み合わせや、直行便、乗り継ぎ回数なども設定した上で検索することが出来ます。
大変便利なので是非使ってみては如何でしょうか。
まとめ
駆け足でご紹介しましたが春の行楽シーズンに行きたい場所は見つかりましたか?
ここでご紹介した行き先と最安値をまとめてみましょう。
<国内旅行>
東京⇔大阪 Jetstar 往復 14,380円~
東京⇔札幌 Jetstar 往復 32,980円~
東京⇔那覇 スカイマーク 往復 55,820円~
東京⇔福岡 ANA 往復 23,318円~
<海外旅行>
東京⇔台北 タイガーエア台湾 往復 74,827円~
東京⇔ソウル イースター航空 往復 44,730円~
東京⇔香港 香港エクスプレス 往復 76,040円~
東京⇔バンコク タイ・エアアジアX 往復 87,803円~
東京⇔ハノイ ベトジェットエア 往復 111,785円~
という結果になりました。
あくまでゴールデンウィーク価格ですから、閑散期を狙えば更にお得に行くことが出来ます。
あなたも早速計画してみては?
※この記事の価格は3月20日時点の価格を表記しており、残席によっては価格が前後します。